大吟醸・純米大吟醸はなぜ高い?“削る贅沢”が値段を押し上げる理由

趣味・価値観

「大吟醸は高い」多くの方が、そう感じていると思います。でも、なぜ高いのか。理由を知ると、納得できるかもしれません。

ポイントは「精米歩合(せいまいぶあい)」

日本酒は、お米を削って作ります。外側を削り、中心のきれいな部分だけを使うためです。
大吟醸・純米大吟醸:精米歩合50%以下」つまり、お米を半分以上削るのです。

半分捨てる、という贅沢

10kgのお米を用意しても、実際に使えるのは5kg以下。削ったお米は戻りません。これは、原価が一気に上がる要因です。

時間と手間も段違い

さらに、「低温での発酵管理」「香りを引き出す繊細な造り」「杜氏や蔵人の経験と技術」、すべてが必要になります。特に純米大吟醸は、「アルコール添加なし・米と水だけ」。ごまかしがきかない分、難易度も高いのです。

高いのは「見栄」ではない

大吟醸・純米大吟醸が高いのは、ブランド料ではありません。「削る量」「手間」「時間」そのすべてに、ちゃんと理由があります。たまの一杯を、少し良い酒にする。それは、大人だからこそ許される贅沢かもしれません。